ファッションクロスフルシマ(埼玉県羽生市、古島邦男社長)は中国事業で3番目の合弁会社、常州古島時装有限公司を江蘇省常州市に設立した。
中国での衣料品生産の拡大に対応、95年の上海、97年の青島、そして、今回の常州と3ケ所に合弁会社を設立、現地での「水際チェック」に力を入れている。昨年は上海で500万枚、青島では360万枚の検品、補修を行った。今年も受注は順調、非常にタイトな状況という。三拠点体制で、今後のさらなるスケールアップを目指す。
常州古島時装有限公司の 投資総額は2500万。投資比率はファッションクロスフルシマ45%、上海古島時装有限公司15%、常州商品検験公司40%、董事長には朱明海氏が、総経理には古島一男氏がそれぞれ就任した。3000平方メートルの敷地に1200平方メートルの建物を構え、吸引仕上げ台5台、アイロン5台、コンベヤー付き自動検針機5台2組ハンディー検針機、5台ニット照明機5台、特種ミシン7台、汚れ落としガン2台の設備を持つ。従業員は50人。年間で200万点の検品・補修を計画している。
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